神戸市立図書館に電子図書館サービスの提供を開始

2018年6月13日

OverDrive Japanでは、2018年6月22日より、神戸市立図書館への「Rakuten OverDrive」電子図書館サービスの提供を開始します。公共図書館では12件目、政令指定都市では2件目の導入となります。

神戸市は、利用者のさらなる利便性の向上と英語に親しむ機会の創出を目的として、このたび「Rakuten OverDrive」電子図書館サービスの試験的導入を決定されました。神戸市立図書館の図書館カードを所持していれば窓口で電子図書館専用のIDを発行することができ、スマートフォンやパソコン等を利用した電子コンテンツの予約・貸出・返却手続きや閲覧が、いつでもどこでも可能となります。

サービス開始時には、青空文庫(※)約10,000冊に小説、料理本、旅行ガイドなど実用書約1,000冊を加えた和書約11,000冊と、英語の書籍約500冊が用意される予定です。英語書籍の中には「音声読み上げ機能」のついているものも含まれ、低学年が英語に楽しく触られるものから、中学生の英語学習に役立てていただけるものまで幅広く揃っています。2年を予定している試験導入期間中、さらに蔵書を増やしていく計画です。

OverDrive Japanは、こうした取り組みを通じて、幅広い年齢層の方々が電子コンテンツに親しみ、それぞれ生活の中で役立てていただけるような機会を提供していきたいと考えています。

OverDrive Japanは、株式会社メディアドゥ(本社:東京都千代田区)が楽天株式会社(本社:東京都世田谷区)のグループ会社であるOverDrive社(本社:米国オハイオ州)との提携のもと進めている電子図書館事業です。それぞれの強みを生かして、日本での電子図書館サービスの拡充と市場拡大を今後も加速させてまいります。


※青空文庫:著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえている電子図書館です。
(参照:青空文庫WEBサイト  https://www.aozora.gr.jp/guide/nyuumon.html