2019年1月24日
1月19日(土)、潮来市立図書館にて「黒魔女さんが通る!!」でおなじみの石崎洋司先生をお招きしたイベント「石崎洋司さんと楽しむお話しの世界」を開催しました。
私たちメディアドゥが推進する電子図書館「Rakuten OverDrive」を導入されている潮来市立図書館の館長より、作家の先生をお招きしたイベントはできないかとメディアドゥにご相談いただいたのが、このイベントのきっかけでした。
大人気「黒魔女さんが通る!!」の著者の話が聞ける、ということで会場は満席。真剣な表情で耳を傾けている参加者の姿が印象的でした。作家の先生の話を直接聞けるというのは、多くの人にとってめったにない貴重な機会です。
登場人物のキャラクターを設定する際の裏話など、普段は聞くことのできないエピソードもたくさん披露され、集まった方々はみな、興味深そうに話に聞き入っていました。
お話のあとは石崎先生秘伝の「本の創り方」を体験するためのレクリエーションを行い、実際に体を動かしながら、来場のみなさん楽しく参加していました。新しい企画をイチから自分で考えることの楽しさを、参加者それぞれが実感できたのではないでしょうか。
会場前には書籍販売コーナーが設置され、石崎先生の本をその場で購入することができました。購入者にはイベント後に石崎先生からサインをしてもらえるということもあって販売コーナーも大賑わい。イベント後の石崎先生のサイン会は、もちろん大行列となりました。
作家の先生のお話を直接聞き、作品にふれ、サイン会で交流したこのイベントが、参加者の刺激となり、より本が好きになってもらえることを願います。
会場には、メディアドゥによる電子書籍体験会コーナーも設けられ、こちらにも多くの人が足を運んでくれました。電子図書館をまだ体験したことがない方や、使い方がわからない方に実際に体験してもらい、「便利」、「思ったよりも簡単」という声が聞かれました。また、市外からの参加者も多かったため、「自分の地域にも導入してほしい」という感想もいただきました。
また、普段は図書館員さんが行っている、本を選ぶお仕事「選書」も体験してもらいました。「もし自分だったら図書館でどういう電子書籍が読みたいだろう」と考えながら投票してもらいました。潮来市立図書館では、この結果を今後の選書方針の参考にされるそうです。
~出版社、作家のみなさまと図書館をつなぎたい~
今回のお話は、Rakuten OverDriveをお使いいただいている潮来市立図書館の館長の意見があったからこそ実現したものです。作家の先生に直接できるということもあって、結果的に参加者満足度が非常に高いものになったと思っています。
メディアドゥは電子書籍の取次を行っており、出版社、作家の皆様にいつも大変お世話になっています。今回のように、出版社、作家のみなさまと図書館をつなぐことで、より有意義な機会を創出していく活動にも励んでいきたいと思っています!