公共図書館にも「電子図書館緊急導入支援キャンペーン」を適用 ~学校図書館に続き、無料化対象を拡大~

2020年5月27日

OverDrive Japanは、2020年5月27日(水)より米国OverDrive社が提供する電子図書館サービスの初期費・初年度月額運用費を無料とする「電子図書館緊急導入支援キャンペーン」を公共図書館にも拡大いたします。 本キャンペーンを2020年5月7日(木)より学校図書館向けに開始したところ、学校に加え、公共図書館からの問い合わせを多数いただきました。新型コロナウイルス対策による休館等の措置を受け、電子図書館の導入を検討する図書館が増加傾向にあります。 OverDrive Japanは、公共図書館及びその利用者からの需要に迅速に応えられるよう、このたびの拡大を決定しました。


OverDrive電子図書館サービスについて

OverDrive電子図書館サービスは、世界で最も多くの公共図書館に採用されているインターネットを利用したクラウド図書館サービスです。 一般の利用者に人気の日本語書籍に加えて、豊富な外国語タイトルを擁しています。多言語インターフェースを装備していることから、多文化サービス支援のツールとして利用できます。また、豊富な英語書籍により、公共図書館と教育現場の連携及び支援が可能なサービスとなっています。 2020年4月末現在、国内書44,000タイトル、外国書200万タイトルを配信しています。

公共図書館向け「電子図書館緊急導入支援キャンペーン」の概要

キャンペーン内容

キャンペーン申込期間 2020年5月27日~2021年3月31日
提供対象 公共図書館
ご相談、申込フォーム https://overdrivejapan.jp/contact/

キャンペーン価格

初期費 無料
月額運用費 2020年度内無料
コンテンツ購入費 100万円(税別)~

OverDrive電子図書館サービスの特長

① 24時間いつでも、どこからでも電子書籍を借りることができます。
② しおり、ハイライト、メモ機能を搭載しており、電子書籍を返却しても履歴として残り、再貸出をすると再現することができます。
③ 利用端末の機種を選びません。PC、タブレット、スマートフォンの各ブラウザで利用できます。
④ 貴重な郷土資料や行政資料などの独自資料を登録し、図書館利用者に提供する事ができます。


OverDrive Japanは、株式会社メディアドゥ(本社:東京都千代田区)がOverDrive社(本社:米国オハイオ州)との提携のもと進めている電子図書館事業です。OverDrive社の取り扱いコンテンツは100言語以上、300万点を超え、そのうち日本の電子図書館では和書を含むコンテンツ200万点以上を提供しています。

公共図書館・公民館図書室等の休館率は、5月5日~6日の調査で92%、5月20日~21日の調査で47%となり、入館記録や利用者の分散など感染症対策に取り組みながら再開する傾向にあります 。一方で、感染症の影響は当面継続することが想定され、図書館を通じた書籍の提供の在り方も、変容を余儀なくされることが予想されます。
OverDrive Japanは、電子図書館の導入を支援することにより、様々な状況へ対応可能な図書館の在り方の実現を目指します。国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金~脱コロナに向けた協生支援金~」(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/rinjikoufukin/index.html)の活用などを視野に、各自治体において感染症による生活様式の変化に対応した図書館サービスの実現を図っていただきたいと考えております。

出典:saveMLAK「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/06)について」
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20200507
saveMLAK「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/21)について」
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20200523

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