2020年6月2日
OverDrive Japanは、2020年5月29日より、長野県の高森町立図書館へ「OverDrive」電子図書館サービスの提供を開始いたしました。利用者は同図書館で発行される専用アカウントを使って、スマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスから電子図書館ウェブサイトにアクセスし、電子書籍を閲覧することができます。国内の公共図書館における「OverDrive」電子図書館サービスの導入は、高森町立図書館で15件目となり、長野県では初めての導入となります。
高森町は、若年層のさらなる図書館利用向上と英語の学習支援を目的として、このたび「OverDrive」電子図書館サービスの導入を決定されました。高森町在住の町民の方が、南信州図書館ネットワークで発行した図書館カードを所持していれば、高森町立図書館の窓口で電子図書館専用のIDを入手することができ、スマートフォンやパソコン等を利用した電子コンテンツの予約・貸出・返却手続きや閲覧が、インターネット環境があれば、いつでもどこでも可能となります。 サービス開始時には、若年層向けの小説や英語の多読学習に活用できる英語の書籍が用意されており、今後さらに蔵書を増やしていく計画です。 OverDrive Japanは、若年層の方々が電子コンテンツに親しみ、それぞれの生活や学習の中で役立てていただけるような機会を提供していきたいと考えています。
OverDrive Japanは、株式会社メディアドゥ(本社:東京都千代田区)がOverDrive社(本社:米国オハイオ州)との提携のもと進めている電子図書館事業です。OverDrive社の取り扱いコンテンツは100言語以上、300万点を超え、そのうち日本の電子図書館では和書を含むコンテンツ200万点以上を提供しています。 OverDrive Japanは、日本における電子図書館サービスの導入を促進するとともに、国内出版社の取り扱いコンテンツをさらに拡充していきます。